みなさんこんにちは。
ゲーム開発ブログ企画屋稼業の第5回目ですが、今回はちょいと一味違います。
「新世界プロジェクト」と銘打ってゲーム開発ブログを立ち上げたものの、一向に進展しないと思われていたこのプロジェクトですが、ついに転換期を迎えます!
そもそも、これまでに連載を4回も重ねて決まったことといえば……
①ゲーム機でADVゲームを作る。
②モチーフになるのはゲーム開発会社。
③浅草を舞台にする。
……だけというこの体たらく。
あとはスイカを食べたくらいでしたけど、実は我々は水面下でとんでもない準備をしていたのです!
アドベンチャーゲームといえば、やっぱりキャラクター!
キャラクターといえば、もちろんキャラクターデザイン!
実はこのプロジェクトを立ち上げるに当たって、キャラクターデザインを誰にお願いするのかだけは最初から決め打ちだったのです。
「だけど、あの人、絶対忙しいよなー。
っていうか、まぁ、まず引き受けてもらえないよなぁ……
でも、お願いしてみるだけならタダだし……」
正直、ダメ元でのコンタクト!
そして、いきなりのオファー!!
でもって、まさかまさかの快諾!!!
「ま・じ・で!?」
お願いしておいてこっちが思わずポカンとなるくらいすんなりと話が決まって、そしてついに今日発表できることに!!
え? 誰だって?
気になる? 気になるでしょう?
そ
れ
は
なんと……
あの、白井鋭利だっ!!!!!
(勢いで思わず呼び捨て! 敬称略でゴメンなさい!)
おおおおおおおおおおおおおおおおおお!
マジか! マジだよ!! マジだぜ!!!
あの、白井鋭利先生だよ!
スゲェェェー!!!
実はこのブログを始めるちょっと前からコンタクトを取っていて、水面下でお話を進めていたんですよ!
この1ヶ月、無駄にダラダラしていただけじゃないのです!
いや、僕はダラダラしていたかもしれないけど、レッドの仲間たちが契約とかなんだとか、僕にはちんぷんかんぷんの大人の話を進めててくれて、ついに名前を発表できるに至ったのであります!
しかも、今だから明かせる事実なんですが、この企画屋稼業のブログを始めるにあたって、とりあえず僕の似顔絵描いてってお願いして描いてもらったのが、このプロフィール画像!
ということで、超強力な仲間、白井鋭利が新世界プロジェクトに参戦です!!
ちなみに、この頃はすっかり呼び捨てです(白井鋭利ファンのみなさん本当にゴメンなさい!)
でも、仲間になった以上、もう身内だから! 家族だから!
実際には息子みたいな年齢差だけど、初めて会った時から勝手に弟に認定しているし!
(普通はそんな失礼なことはしませんよ。でも、なんかもう自然にそういう感じになっちゃった!)
この先、一緒にどんなキャラクターを作っていくのかは乞うご期待ということで、今日はここまで!
いやぁ、来週以降も目が離せませんよ、マジで!
それでは、また来週!
タイトルの通りですが、ヤバイです。
もう夏が終わっちゃいます。
年々、時の流れに抗う力が失われていくなぁ、と途方に暮れている企画屋の森田です。
さて、一向に進展しないこの企画屋ブログ。
実は水面下では着々と進行している部分もあるのですが、いかんせん僕のアウトプットが追いついていないというのが現状……
ゲーム開発をしていると、どうしてもディレクターとかプランナーとか、要するに最初に物事を決める企画的なポジションの人間がボトルネックになって開発が滞ってしまうということになりがちなのですが、早くもそんな感じです!
マジ!? まだ開発始まってないのに!
だって、この新世界プロジェクトばかりやっているわけにいかないんだもん!
本業の企画室としての企画作りが、もう夏休みの宿題状態で山積みになっていて身動きが取れないんだもんっ!
……って、ここで言い訳してもしょうがないか。ゴメンナサイ。
で、前回の続きになりますが、モチーフです。
今回は「無理をしない」がコンセプトなので、自分が一番表現しやすい物がいいよなぁ。
と思うのだけど、こういう時、趣味が無いってマズイよなぁ……と痛感。
だって、コレっていう物がないんだもの。
「仕事が趣味です」とか、一見すると企画屋としてはなんかそれっぽく聞こえるけど、要するに友達がいなかったり、他にやることが無いだけだからなぁ。むしろカッコ悪い。
そんな僕が無理せず題材にできると言ったら、やっぱアレだな。
結局はゲームだな。
ゲームと言っても遊ぶほうじゃなくて作る方。
つまり「ゲーム開発会社」を舞台にしちゃえば、色々とネタが浮かぶはず!
とは言っても、普通にゲーム開発を題材にしてもエライ地味な内容になりそうだし……
①どうせなら僕が初めてレッドに入った時に事務所があった浅草を舞台にして(世界観)
②ゲーム開発することで起こる事件ってどんなことだろう?(物語)
③というか、一体どんな奴らがゲーム作っているの?(キャラクター)
④おお、そしたら、あんな事が起こったり、こんな展開になったりで、こういう解決方法させれば!(ゲームシステム)
あれれ!
なんだ、ずいぶんとスラスラと思いつくとおもったら、前にそんなようなネタを考えたことがあったような……
と、慌てて昔作った企画メモを発掘。
そして発見!
エライぞ、昔の僕!(メモすぎて自分でも解読が必要だけど……)
ということで、今回の教訓。
やっぱメモは大事です。
あと、仕事以外に趣味を持ちましょう。
ということで、一気に色々とまとめなくちゃなので、今日はこの辺で。
来週はついに、この新世界プロジェクトに大きな動きがあります!!
皆さんこんにちは。レッドの森田です。
レッドの関係者からは文章長いと非難轟々の企画屋ブログ、第三回目をお送りします(コンパクトな文章って難しい)。
「新世界プロジェクト」と銘打ってアドベンチャーゲームを作ると宣言したものの、さて、どうしたものかと途方にくれる日曜の午後。
こういう時はいつものベローチェで「ぼっちミーティング」を決めるに限ります。
外は溶けるような暑さだけど、ここは冷房が効いていてとても快適。
場合によっては寒すぎる時もあるけれど、それはさっさと出て行けということなの?
でも、まぁ、そこはお互いに意地の張り合い。
何にせよいつもお世話になってますベローチェさん。
200円の珈琲で1日粘ってすみません。
で、アドベンチャーゲームを作るわけなのですが。
そういえば、僕って本格的なADVを作ったことってあったっけ?
一応、サクラ大戦というタイトルに立ち上げから参加させてもらっていますが、アレってアドベンチャーゲームというにはいささか特殊なタイトルかな、と思うし……
(一応ドラマチックアドベンチャーと銘打っているわけですから、ADVではあるのだろうけど……)
新しいゲームを考える時に、これらの要素をバラバラに考えるってことはあまりないです。
というか決まる時はほぼ同時に決まります(決まらない時は永遠に決まらないけど)。
で、その取っ掛かりになるのが「モチーフ」選びなわけです。
例えば「大正ロマン」とか「学園でハーレム物」とか「中二系異能バトル」とか、つまり何をやりたいの? っていう核です。
ここさえ決まれば後は決まったような物!
……なハズ!
良く企画の「テーマ」は何ですか?
とか聞かれるんですけど、テーマなんて基本的に後付けですし。
だって、それが面白いと思った事が大事であって、「テーマ? 何それ美味しいの?」ですよ。
エンタメにテーマなんて言われてもねぇ。
正直、面白ければ良いじゃない、と思います。
それにシナリオを書いたら、勝手に何らかのテーマ性は込められたりしちゃうので、そんなのは遊んだ人が自由に感じてくれれば良いかなぁ、と思うわけです。
別に押し付けるものでもないしね。
あと、仕事で作った企画やゲームを「作品」とか言っちゃうのも、正直どうかな? と思います。
会社から給料もらって、お客さんにはお金払ってもらって、それ「商品」だろ?
って思うんですよね。
うーん。
このブログって、ホント自分の首を締めているだけのような気がしてきたなぁ……
一向に話がゲーム開発に進んでいないような気もするし……
なんてドキドキを覚えながら、さて、どんなモチーフにしようかと想いを巡らしつつ、ぼっちミーティングはまだまだ続くのでした。
では、また来週!
皆さんこんにちは。レッドの森田です。
ひっそりと水面下でスタートしたゲーム開発記ブログ、第二回目をお送りします。
「ゲーム開発記ブログ」と言うくらいだから、もちろんゲームを作るのですが「じゃあ何を作ろうか?」ということで色々と考えた結果、僕が選んだゲームジャンル。
それは……
「アドベンチャーゲーム」です!
あれ? 普通?
なぜ今、アドベンチャーなの? と言われると、もちろん自分の趣味もありますが、巷にソーシャルゲームがあふれかえっている今だからこそ、ガッツリとお話があって、そして何よりエンディングがあるものが作りたい! と常々思っていた訳でして……
ゲームである以上、エンディングがあるっていうのは、やはり大事なことだと思うのです。
物語のためのキャラクター。
キャラクターのための物語。
当たり前だけど、その2つがしっかり結び合っている物。
それを表現するにはアドベンチャーゲームというゲームジャンルはとても効果的だと思うのです。
(それに、RPGとかお金も時間もケタ違いにかかりますからね……)
しかもどうせ作るなら「ゲーム機」用のゲーム!
「ゲームはやっぱりゲーム機で!」
というのは古いオジサンの考え方かもしれないけど、ゲーム機ってやっぱすごいですよね。
ゲームをするための機械ですから。ゲームもできる機械とは一味違う。
手に持った時に「よっしゃ、これからゲームするぞ!」って覚悟をこちらに要求されますから、片手間なんかじゃできないし、ましてや電車の中で携帯ゲーム機を取り出した時の「俺はお前らと一味違うんだぜ」っていう優越感は、スマホじゃ味わえないカタルシス!
それともう1つ。
今回のプロジェクトの目標は「ある程度、自分で全体を見渡せる規模感」です。
シナリオにしても、世界観にしても、キャラクターにしても、ゲーム性にしても、UIデザインにしても、サウンドにしても、まずは自分が「良いな」と思えるものを作る。
そして、作ってもらう。
これって当たり前のようでいて、実は普段の僕の仕事(企画屋)とは結構、真逆なことだったりするのです。
企画屋っていうのは、究極のサービス業なので。
サービス業である以上、自分を殺してでも、ゲームを遊ぶユーザーさんだったり、お金を出してくれるクライアントさんだったり、一緒にパートナーを組むメーカーさんだったり、あるいはチームをまとめるプロデューサーだったりと様々な人の思惑や求められているモノを提供して、全ての人がハッピーになれるように企画を落とし込むのが企画屋の仕事だと思っています。
でも今回は、それ、考えない、僕!
自分が面白いと思うものを信じて突き進んじゃう!
20年以上、企画という仕事をやってきて、たぶん初めてのワガママプロジェクト!
企画屋のブログとしてはいきなりお手本にならない宣言だったりしますが、ま、いっか。
ちなみに今回のプロジェクトはこっそりと「新世界プロジェクト」と名付けています。
勝手に名付けているだけなので、多分レッドの誰も知らないと思うけど、ここで勝手に発表です。
何の意味もないけど、こういうどうでも良い名称とか付けるとなんかテンション上がるのでオススメです。
さて、肝心の内容はですが……
うーん、それは次回までに考えておくということで。
それではまた来週お会いしましょう!
「ゲームを作りたいです!」
と言ったらブログを書くことになりました。
うーん、世の中って何が起こるか分からないなぁ。
ということで、みなさん初めまして。
レッドの森田です。職業は企画屋です。
この度、突然ブログというものを書くことになって、かなりテンパっております。
何せ、ネット上に何か書き込んだことなんて生まれてこの方、皆無と言っていいネットヴァージンの僕ですから。
TwitterやFacebookなんてもちろん使ったことないし(存在は知っている!)、メールやLINEですら、いまだに緊張してしまう旧型人間なのです。
そもそもが人目につかずひっそりと生きていたい性質の僕ですから、ブログというなんとも解放的な響きにはもうそれだけでガクブルな訳でして……
だって、ブログってコミュニケーション能力が高くて面白い人がやるものでしょ?
あるいはリアルが充実しまくって、その迸るパトスをどう処理していいか分からない人のためのツールでしょ?
コミュニケーション能力もパトスもスッカラカンな僕ですよ。
そうじゃないにしたって、そこそこの著名人がやるものってイメージが強いわけです。ブログって。
レッドの森田ですって言ったところで、あぁ!って思うの僕の両親くらいだろうし。
それにブログといえば炎上するのがお約束、みたいなところもあるし。
怖いなー怖いなーと言っていたら、レッドのスタッフに「どうせお前のブログなんて、そんなたくさんの人は見ないよ」とありがたいお言葉いただいて「おお、確かにな!」と思ったりした訳です。
それだったら僕でもなんとかなるかも!
とは言っても、何のテーマも目的もなしにブログを書くってわけにもいかないですからね。
「今日はこんなランチしちゃいました~☆」みたいな、それ誰得? って内容をこんなオジサンが書いてもしょうがないし……
会社からは「レッドの企画屋として、レッドのことを世間にアピールするのだ!」という、どう考えてもミスキャストでしょう、というオーダーだし……
「企画屋なんだから、面白い企画の作り方とかブログに書いたら?」とか言われたんですが、面白い企画の作り方とかあるんだったら僕が知りたいです(マジで)。
あるいはそんなのあっても誰にも教えませんって(マジで)。
じゃあ、何を書こうかなぁ……とウンウンした結果、冒頭の「ゲームを作りたい」という発言に戻ってくるのですが、だったらいっそのことゲームを作る過程ってやつをそのまま書いていっちゃおうかな、と思った次第です。
つまり「ゲーム開発記」ですね。
おお、なんかすごそう。でも、なんか一気にハードル上がった気もする。
これから作る(はずの)ゲームの開発過程を、ある程度オープンにリアルタイムに書いていっちゃおうっていう、多分これ、後々で自分の首締めるような気がしなくもないのですが……
でも考えようによっては、ブログという形で白日の下に晒してしまえば、ある意味、既成事実になっちゃうので、プロジェクトがうやむやのうちに立ち消えにならなくていいかもしれないし(企画という仕事をしていると、そういう事も往々にしてあるのです!)。
あと、レッド社内の人に、森田が何やっているか分かってもらえるし。
というのも、どうやら僕(というか僕の部署である企画室)って、何やってるか分からない謎の存在らしいので。
それはそれで、社会人(会社員?)としてどうなんだろうとは思うんですけどね。
つまり、これは一石二鳥かもしれないな、と。
企画の立ち上げから始まって、それを実際に作っていく過程を公開するなんて、なかなかできないですからね。
普通は、いろいろと大人の事情があったり、プロモーションの計画とかそういうの考えますから(たぶん)。
でも、今回はそもそも企画の立ち上げからなので、そういう難しいのは一切なしです。
だって、何を作るか、まだ決まってないですから!
ということで、これから一緒にお仕事するかもしれない「まだ会ってもいない皆さん」も是非ともよろしくお願いします!
ホント、今日の段階ではこの先どうなって行くのかまるで未知数ですからね。先は長いのであります。
これで何も完成しなかったら超カッコ悪いですけど……
まぁ、その時はその時、ということで。
それではまた来週お会いしましょう!
これが企画屋の七つ道具だ!
①iPad mini
(企画を考えるならこれで十分)
②コーラ(ZEROに限る)
③お風呂セット
(身だしなみは大事です!)
④歯ブラシ(虫歯は企画屋の敵です)
⑤食料(食べないと死んじゃうし)
⑥毛布(他人の物を私物化)
⑦ティッシュ(いろいろと必要)
これだけ用意すれば、
誰でも企画屋になれる!