第6回「他の仕事してる場合ぢゃねぇ!」
はい。思わずタイトルで叫んじゃってますが、勿論ウソですよー。
ぜんぜん余裕です。ラクショーです。ハラショーです。
新世界プロジェクトも順調だし、他の仕事だってバリバリやります!
ぜんぶまとめて絶好調!!
(だ、誰が見ているか分かんないしね、このブログ……)
ただ、思わずそう叫んでみたくなる程、いろいろと動き出してきました、新世界プロジェクト。
前回キャラクターデザイナーは白井鋭利だ! って発表させてもらった通り、現在キャラクターデザインも進行中!
イラストはもうちょっとしたら何かお見せできるはずなので、しばしお待ちを……
(頑張れ鋭利!)
ということで鋭利の名前を発表するにあたって、先週ネットのメディアさんにこの企画屋ブログ紹介してもらうことになりまして。
で、なんの画像も無いっていうのもカッコつかないので急遽でっち上げたのがコレ。
とりあえずシルエットでお茶を濁す……ではなく「期待感」を煽るのは企画書作りでよく使う手段です。
あと「それっぽいキーワード」をちりばめることで、色々考えているのよ感を演出!
実際には考えてなくても、考えているように振る舞う!
これ大事です。
企画屋の基本です。
そんでもって、後のことはあとで考える(専門用語で風呂敷を広げると言う)。
(広げた風呂敷を畳めるかどうかのこのスリルが堪らねぇ……)
何にせよ、プロジェクトが本格的に動き出すと、だんだん関わってくる人が増えてきます。
僕はといえば、キャラクター設定をまとめたり、キャラクターデザインの打ち合わせをしたり、シナリオのプロットを作成したり、必要な背景を割り出したり、浅草に取材に行ったり、画面の表示仕様をまとめたり、背景の発注資料を作ったり、サウンドのイメージを考えたり、冒頭部分のシナリオのサンプルを書いてみたり、シナリオライターと打ち合わせてみたり、銭湯に行ったり、寝たり起きたり、泣いたり笑ったり。
アドベンチャーゲームの場合「背景」「キャラ立ち絵」「イベントグラフィック」「アイテム画像」「BGM」「SE」などなど、いろいろな素材を作成するわけですが、ゲームの中核となる「シナリオ」が最初から完成しているってことは勿論ないです。
シナリオが完成してない段階で、それらの素材の数を割り出し、内容を確定し、少しずつ発注をかけていかないと間に合わないので、そうするとどういう事が起きるかというと、全ての情報のアウトプットが1人に集中します。
全体の構想を握っている人間。
つまり、このプロジェクトの場合、僕です……
そこで、今回のタイトルになるわけです。
「他の仕事してる場合ぢゃねぇ!」
いや、やりますけどね!