第70回「格好悪いくらいが格好いい」

なんか最近思うのが、世の中にあるアニメやゲームって、本当に格好いいなーってことです。

タイトルにしても、設定にしても、キャラクターにしても。

なんというか、隙があまり無い感じでストレートに格好いいですよね?

 

格好いいモノを「格好いいでしょ?」って発表できるのってホントすごいと思います。

いや、マジで羨ましい。

僕は恥ずかしがり屋(あるいはひねくれ者?)なので、なかなかストレートに

格好いいモノを世の中に提示できないのですよね。

(そもそも格好いいモノを作れないというのもある!)

 

その結果『俺達の世界わ終っている。』なんていう、ちょっと店頭で予約したり、

お店の人に在庫があるか確認しにくいタイトルになっちゃったりしていますけど……

 

そんなタイトルにもかかわらず、「私は俺達の世界わ終っているが好きです」と

言ってくれる人の勇気! マジで、英雄的行動です。表彰します。

 

……なんて言いつつも、僕としては格好いいと思っているんですけどね。

というか、かなり格好いいタイトルなんですけどね!

 

一周回ってカッコいい。

これが、僕の狙いたいところなんですが……

 

もしかして、一周回り切っていないのか?

あるいは1回転半しちゃっているのか?

そもそも、なんかセンスがズレてんのか?

と思わないこともないのですが、まぁ、それが僕の持ち味と信じてやるしかないのですけどね。

 

なんでこんな話をしているのかというと。

新しいゲームの企画を立てる時『世界観』と『キャラクター』と『物語』と『ゲーム性』と

そして『タイトル』って、ある程度、同時に決まるものなんですよね。

まぁ、僕の場合ですけど、きっと他の人もそうだと思う。

 

例えば『俺達の世界わ終っている。』の場合だと、

 

①世界観:現代の東京にあるゲーム開発会社が舞台(初期段階ではまだ浅草ではなかった)。

②キャラクター:メインキャラは『変態』『中二』などの7人+謎の少女。

③物語:ついうっかり現実を拡張するプログラムを作ってしまい、自分達のゲームが現実になる。

④ゲーム性:デバッグ機能を使ってシナリオを分岐(これは途中で断念)。

⑤タイトル:「俺たちの世界わ終わっている」(初期段階で既に表記ゆれ)。

 

最初に決まったのはこの辺りですね。

たぶん、②の段階ですでにおかしな事になっちゃっていて、

③の『ついうっかり』っていうのが、全体の方向性を決めちゃっています。

 

ちなみに、新世界プロジェクト2の方も、①~⑤に関しては決まっていまして。

 

①世界観:現代の〇〇〇にある高校の『〇〇〇研究会』が舞台。

②キャラクター:メインキャラは〇〇〇研究会の7人+5人(多い!)

③物語:ついうっかり〇〇〇を手に入れちゃってテンヤワンヤする。

④ゲーム性:これはオレオワとあまり変わらないハズ。

⑤タイトル:いちおう仮タイトルはありますが、悩み中。

 

〇〇〇だらけで何のことやらですけど、まぁ、そんな感じです。

そして今回も『ついうっかり』です。

どんだけ『うっかり』が好きなんだよ、と自分でも思いますが……

 

そして全体的に、まったくカッコよくならないです!

でも、オレオワくらいはカッコいいです!

と、断言しておきましょう。

 

まぁ、どうせ新世界プロジェクトは『青春』がテーマなので、

ちょっと格好悪いくらいが格好いいかな、というお話でした。

 

本文と関係ある写真はあきらめて、最近のお気に入りの銭湯さんです。
僕の生活圏内に三軒ある銭湯の中でも一番レトロで、格好いい佇まいに惚れる。