第59回「オレオワ1人反省会① シナリオ編(前編)」

「俺達の世界わ終っている。」発売しました!!

事前の情報がうまく出せていないにも関わらず、

買ってくださった皆さん、ありがとうございます!

 

 

発売から、ほぼ一週間…… 発売日当日は、お赤飯でお祝いしました。

発売から、ほぼ一週間……
発売日当日は、お赤飯でお祝いしました。

 

ちょっとずつですがクリアの報告なども聞こえてきて、ひと安心している森田です。

やっぱ「最後まで遊んでもらえなかったらどうしよう……」という不安(というか恐怖)は

ずっとありましたからね(いや、今でもなのですが……)。

 

とりあえず今回のプロジェクトの目標は……

①自分たちでゲームを完成させる。 ← 何とかクリア!

②ゲームをリリースする。     ← どうにかクリア!

③お客さんに楽しんでもらう。   ← 今ココ……怖い。

 

ひとまず森田的に設定していた目標はここまで!

 

もちろん僕は会社員ですし、会社のお金でゲームという商品を作る以上、

目標④として「たくさん売れる!」というのはありますが……

 

ただ、それ以前に自分たちで面白いと思える物、

そして、お客さんにも面白いと思ってもらえる物を作り切る、というのが第1の目標だったので。

こんなの、目標としては当たり前だと思うかもしれませんが、

初心に帰るがコンセプトのプロジェクトでした。

(そもそも今回のプロジェクト、RED側の開発メンバーは僕以外はほぼ全員ゲーム開発の初心者ですしね)

 

……ということで、もともとは「新世界プロジェクト」と銘打って、

「俺達の世界わ終っている。」をリリースするまでのつもりで始めたこのブログですが、

別にリリースしたからといって終わらせる必要もないので、ひっそりと続きます。

(最近、Twitterを始めたものの、多めの情報はこっちの方がやりやすいですし)

 

とは言っても、ネタがそうそうあるわけじゃないので、

しばらくはオレオワの開発を振り返ったりしてみようかな、と。

開発の裏話的なことが書けるのも、無事に発売出来たから、なので、

むしろ、これからの方がゲーム開発ブログって言えるかもしれない(順番が逆だが)。

 

カッコよく言えば「メイキング・オブ・オレオワ」ですが(あまりカッコよくないか)、

要するに「反省会」です!

 

ゲーム中に出てくるホワイトボードの文字は、 iPadでの僕の手書きなので、汚くて申し訳ない……

ゲーム中に出てくるホワイトボードの文字は、
iPadでの僕の手書きなので、汚くて申し訳ない……

 

※特に大きなネタバレは無いと思うので未プレイの方も安心して読んでいただけると思います。

(画像にシナリオの一部が写るかもしれませんので、気になる方は写真をスルーしてお読みください)。

 

ということで、今回のテーマは「シナリオ」です。

どうやってあの「エロい」「下品」「くどい」「下ネタ多し」「エロゲーレベル」と言われる

シナリオが出来たのか……明かされるかもしれません。

 

①まず最初に作ったのが、シナリオの設計図です。

 

kikaku_photo_0091

 

こんな感じで、ざっくりと最初から最後までの構成を作ります。

それなりに長いお話を作る想定だったので、中だるみしないように、

どこで盛り上げるかを「テンション」という数値で表して視覚化しています。

赤いバーが長いほど盛り上がる感じで分かりやすい! と自画自賛。

……もちろん、この通りにシナリオを作れれば、だけど。

 

「日常」とか「事件」とか「情報」とか書かれているのは、それぞれのパートの役割です。

説明ばっかりになっても面白くないですからね。

そして、これをさらに細分化していって全体の構成という物を作ります。

 

②シナリオの全体構成(箱書き)はこんな感じです。

 

kikaku_photo_0092

 

プレイしてくれた人は分かると思いますが「現実世界」と「新世界」という

ふたつの世界の時間の流れというのが、ストーリーに関わってきますので、

ちゃんと整合性をとらないといけないので、日時表記が2系列あるのが

ちょっと面倒くさい所です。

というか、こういう作業、僕は苦手なので、作っては相方にチェックしてもらいました。

 

ただ、実はこの段階では、新世界で起こる出来事はまだ白紙の部分が多くて、

新世界に行くタイミングと戻ってくるタイミングくらいしか決めてないという……

にもかかわらず!

 

③勢いでプロットを書き出します。

(この辺りから、少しおかしい……)

 

そして、プロットが一通りできたところで、阿智くんの登場!!

この段階で、プロットなのに10万文字程(ラノベ一冊分くらい??)。

 

で、プロットを元にシナリオを書いてもらうのですが……

僕の書くプロットはかなりムラがありまして。

 

kikaku_photo_0093

 

こちらがプロットとしての一般的な書き方、だと思われる例。

ざっくりと、どんなことが起こるのかだけ簡潔にまとまっています。

うん、普通。

 

kikaku_photo_0094

 

そして、もうプロットとは呼べない例。だって台詞だけだし……

誰がしゃべっているかも書いてないので、口調で判断してね、という、

阿智くんをいい意味で信頼した非情な非常手段。

 

ただ、こんな感じでプロットを書いていたら、いくら時間があっても足りません。

だから恐ろしいことに、この段階では新世界で起こるイベントに関しては……

 

kikaku_photo_0095

 

まだ、ノーアイディア!

「予定」って……その予定を書くのがプロットなのにね。

だから、阿智くんは何が起こるか分からないのに、その先のシーンを書かなければならないという……

そして、その間に、森田は「予定」の部分を埋めるという(時間稼ぎ)。

ホント、ゴメンね、あの時はさ。でも、君じゃなきゃ、一緒にはできなかったよ!

 

ということで、なんだか長くなってしまったので、まさかの後編に続きます。

反省すべき点が多すぎるのか……

 

! そうか、このダラダラとした感じが、オレオワが「くどい」と言われる所以なのだな!

 

そんな「俺達の世界わ終っている。」の情報はこちら