第52回「イルカ2号の2号ってなんだ?」
開発末期の現実逃避となってきた企画屋ブログ。
開発が後半になってきたらブログどころじゃないだろうなって思っていたけど、
意外や意外、そんなことなかったですね。
なるほど。これは発見です。
で、開発の方はというと、今、相方を中心としたスクリプトチームが、
せっせとアドベンチャーゲームとしての演出をつけたり、素材を組み込んだり、
鋭意制作中であります!
スクリプトっていうのは、キャラクターの表情や立たせる位置を指定したり、
シーンに合わせたBGMやSEを再生したり、
キャラクターを動かしたり、画面を揺らしたりといった、
アドベンチャーゲームの肝となる演出の部分ですね。
ここをどれだけこだわれるかで、ゲームの良さが一気に変わるので、
踏ん張りどころです!
で、森田はといえば。
まだできていないパーツをせっせと作って、スクリプト部隊に供給しています。
画面上に表示する動きのあるパーツだったり、
足りていない背景だったり、効果音だったり、なんだかんだです。
外部の制作会社さんやスタッフさんからの素材もほぼほぼ集まりつつあり、
足りてないのは森田担当分ばかり……
そんな中、何の脈絡もなくイルカ2号の初期設定メモを投下します。
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【イルカ2号】
小柄だがガッチリした格闘家系の体格。意外と筋肉質。
実際に柔道は黒帯クラスだが、普段の彼を知るものはそのことは信じていない。
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だそうです。
はい、いきなり今のイルカさんと全然違いますね。
小柄というには大きすぎますし。
筋肉質というにはぷよぷよしていますし。
なにより、ゲーム画面に表示すると場所をとるのでスタッフからは「邪魔」と言われています(あくまで、画面上の話ですよ!)。
あと、柔道は黒帯クラスという設定は、今はもうないですね。
当時の僕の混迷ぶりがうかがえます(いったい何がしたかったのだろう?)
その代わり、様々な必殺技を所有しています。
役に立つかどうかはともかく、シナリオ中でもたくさん披露してくれますよ。
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【イルカ2号】
シナリオライター。スクリプター。企画・設定担当として、
尾張と一緒にジャッジメント7(当時はジャッジメンという名称)を創設した一人。
変質的な設定オタクで、常人には理解不能で複雑怪奇な設定を好む。
「理解できる者だけが理解できればそれで良いのだよ」が口癖。
仕事中に意味不明な奇声を上げることから「奇声厨」と呼ばれる。
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こちらはほとんどそのまま生かされた設定ですね。
ジャッジメント7の中では企画やシナリオを担当しているので、
一番僕に近い役割になりますね。
あと、仕事中にあげる奇声(仕事中じゃなくてもあげるけど)というのが、
イルカ2号の最大の魅力です。
数々の奇声を演じてくれた松岡禎丞さんの熱演にご期待ください!
正直言って、ずっと聞いているとちょっと疲れるけど、
いないとなんだか物足りない、そんな存在がイルカさんです(たぶん)。
さて。
そんなこんなで開発中のオレオワを盛り上げようと、
相方こと松本久瑠美が独自のTwitterを立ち上げました(RED公認)。
今までこのブログでも時々、名前を伏せて登場していましたが、
満を持しての登場です!
久瑠美さんのTwitterでは、オレオワ公式では呟けないような、
開発の裏話や、森田への苦言なども見られるかもしれません。
こちらにも期待してください!
というか期待してます!
え? イルカ2号の『2号』って何かというと……
おっと、文字数の都合で、今日はここまで!