第51回「尾張世界という男」

オレオワの開発もいよいよ末期。

1年前からどんなに周到に準備していたって、

後半でドタバタしない事がないのはなんでなんだろう?

 

と、自分の計画性の無さを棚に上げて、さも当たり前の事のように

のたまっているのもいかがな物かと思いますが。

(スタッフとしては、たまったもんじゃないですよね!)

でも大丈夫、なんとかなります。

 

本来であればブログを書いている状況じゃないのかもしれないけど。

(なんせ森田の作業が一番滞っている……)

ちょっと現実逃避ということで。

でも、実際に逃げ出すよりはなんぼかマシですよね!

 

ということで、今回はいつもと趣向を変えて、

オレオワの初期のキャラクターメモの一部を特別に公開してみましょう。

当時の原文のママです。

(特別に公開っていうとスペシャル感ありますが、完全に手抜きですね)

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

【尾張世界】

本名、尾張一(オワリハジメ)。

尾張世界の名は、クリエーターネームとして自分で命名。

自分の本名の地味さとダジャレ感を気に入っておらず、中学生の頃から日常的に

「尾張世界」の名前を使っている。

実際に、東京大学入試時にも答案用紙にうっかり尾張世界の名前を書いたことで

合格しなかったと今でも言い張っているが真偽のほどは定かではない。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

だそうです。

 

なるほど。苗字が「オワリ」で名前が「ハジメ」というダジャレが、僕っぽい。

あと、その下のは本編には全く出てこないエピソードですね。

大学入試の時にうっかりペンネームを書いてしまって受験に失敗したとか、

割と面白いエピソードだと思うんですけど。

このメモを読み返して思い出しました……

うーん。もったいない。

 

尾張の初期ラフ。 全体の雰囲気は今と変わってないですが、ちょっと線が細い感じですね。 Tシャツの文字も違う……
尾張の初期ラフ。
全体の雰囲気は今と変わってないですが、ちょっと線が細い感じですね。
Tシャツの文字も違う……

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

顔は良く見ればイケメンに分類される顔立ちだが、伸び放題の髪、無精髭で

あまり清潔感はない(金田一耕介風)。

ファンションにも無頓着なので、細身のパンツに適当なノベルティTシャツ、

ビーチサンダルなどラフな格好でどこへでも行く。

基本が手ぶらスタイルなので、財布も持たず、小銭を直接ポケットに入れて

生活している。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

なるほど。

 

初期設定ではビーチサンダルと書いてあるけど、実際の尾張は便所サンダルみたいなのを

履いていますね。

細身のパンツもジャージになってます。

このあたりは、鋭利が設定からイメージして仕上げてくれました。

決して僕がその日、ジャージを履いていたからでは無いハズ!

 

あと、適当なノベルティTシャツとなっている部分が「変熊」と描かれたデザインに変わってます。

これは、鋭利とキャラクター打ち合わせをしている時に出したアイディアで、

パッと見は「変態」と書いてあるのかと思いきや、よく見ると「変熊」という、

なんか、尾張のお気に入りのブランドが誕生しました。

尾張のPCにステッカーが貼ってあったり、彼のチャット用アイコンも変熊デザインなので、

もしかしたら尾張の自作ブランドの可能性も大です。

 

他にもメモは続きますが、ひとまずここまで!

 

ということで、今回は尾張世界さんの紹介でした。

こうして、初期の設定と現在のキャラを見比べるっていうのも、

なんだかおもしろい物ですね。

次回は誰を掘り起こそうかな。