第28回「そろそろ本気を出す時間だ」
いや、さっさと本気を出せよ、って感じですが、もうそんな時間です。
今年もあっという間に1ヶ月半が経過して、2月も半ば。
バレンタインデーも何事もなく終わった今、ゲームを作るぐらいしか僕には無い!
もう、それしかないの(たぶん、去年も同じことを考えたと思うけど)。
っていうか、何が悲しくてバレンタインの夜に、ラブシーンのテキストを書いているんだろうね、僕。
スタッフがまとめてくれたイベントCGの発注資料に、主人公とヒロインがイチャイチャしているセリフを加筆しながら「ああ、俺も主人公みたいになりてーな」と切に思ったりして……
ま、現実にそんなことが起こらないからゲームを作っているんですけど。
そもそもゲーム業界にいる男って、モテないですからね。
だから、その反動を作っているゲームにぶつけるというのはある意味で健全!
しかもそれで誰かが楽しんでくれれば、世界はハッピーじゃないですか!
ということで、そろそろ本気を出さねば、と思う訳なのです。
年内にゲームとしてリリースって考えると、おぉ……時間が無いし。
予算も無いですけど、時間が無いっていうのは結構厳しい(もともとあったはずなのに)。
「時間は金でなんとかなる」
これ、よく聞くセリフですけど、それってお金がある場合ですからねぇ。
要するに、お金で人を増やせば、時間が短縮できる。という理屈なので。
それも、作業が細分化、分業化されていて、それなりの規模と体制がしっかり確立している場合だと思うので……
でも、なんかこれってプロデューサー目線の言葉ですね。
ディレクター目線で言うと、
「金はいいから時間くれ」
という感じですかね(どっちもくれるのがベスト)。
特に、今回のプロジェクトの様に小規模で、ひとりひとりの守備範囲が広い場合って、単純にお金をかけて人数を増やせばいいって話でもないので。
結局、アウトプットが間に合わず、パンクしちゃいますから……
と公の場で泣き言を言っていても仕方ないので本気を出します。
(今まで出してなかった訳じゃないけど……)
というところで、現状でやばそうなのが以下の2点。
①セリフ周り
これが決まらないとアフレコできない。
そして収録する時期はだいたい決まっている!
②画像などの発注周り
とにかく発注しないと他の人が作業できない。
この場合、どちらを優先するかというと、他の人(主に外部の人)が作業する②になるのですが、かといって、①の方もプロットや加筆のプランを出さないと、阿智くんや相棒が作業できないので放置はできない。
つまり、より甘えられる方がちょっとだけ後回しになる!
ほんのちょっとだけ、ね。
よし、やろう!