第17回「花やしきでGO!」
浅草を舞台にした新世界プロジェクト。
その物語に登場する場所の1つに「花やしき」があります。
背景画像の発注資料を作成するにあたって、ちょっと取材する必要が出てきたので久々に外出です。
浅草に行くのはおろか、電車に乗るのも10日ぶりという会社に引きこもりの僕にとって外の世界は眩し過ぎます。
わぁ、世界って、明るい……
と言うことで、花やしきで写真を撮りまくります。
阿智くんのシナリオが進んできたことで、どんなシーンが必要なのか具体的になってきたから取材も順調。
夏に浅草取材をした時は中まで入ってなかったし、9月にサクラのイベントでお邪魔した時は、実はあいにくの雨で取材を断念していたので、このプロジェクトとしては初の花やしき。
今現在の花やしきさん、部分的に改装中らしいので、乗れないアトラクションもあったりします。
ああ、そうか。
今この瞬間を取材しても、このゲームがリリースされる頃には、少し様子が変わっている可能性もあるんだなぁ。
と、改めて実感。
その時はその時ですけどね。
まぁ、これは花やしきに限らず、浅草の街並みにも言えることなんですが。
実際にある現代の街を舞台にする場合は、そういうリスクもあるんだなぁ。
そういえば僕って、リアル現代を舞台にした企画をあまりやってこなかったから新鮮です。
せっかく入園料も払ったことだし、乗り物にもチャレンジ!
って、だんだん取材とは関係なくなってきたりしています。
生活に変化もスリルも冒険も求めない僕としては、遊園地の乗り物なんて観覧車くらいしか乗ったことないので、生まれて初めてジェットコースターと呼ばれるものに乗りました!
シナリオでも登場シーンがあるので、これは体験しておかなければ、と職務的な義務感で挑戦ですよ。
プライベートじゃ、乗りません。
結果、敗北!
三半規管をやられたのか足はフラフラ。ベンチでしばらく休憩です。
やばいです。
聞くところによれば、花やしきのコースターはそこまで過激な方じゃないとのことですが(日本最古らしいし)、40過ぎの引きこもり(かつ初心者)にはなかなかの強敵でした!
他のお客さんはスタスタ歩いて出て行ってしまうし。
ナメてたぜ、花やしきさんよ……
あと「スペースショット」という、50メートルくらい上までビューンと上がるやつ。
気持ちいい。
でも、メガネ外さないといけないので視界ぼやけます。
メガネの人は要注意ですね。
「お化け屋敷」はガチの暗闇が体験できるので、これはカップルで行くことをお勧めします。
お仕事で行くとこじゃないわ……
それに、お化け屋敷の中をゲームで表現するとしても、背景は真っ黒でいいんじゃないか、と思っちゃいました。
(手抜きじゃなく、リアルに表現すると、そうなる!)
という感じで、シナリオに登場する予定のアトラクションに一通り挑戦したわけですが、体力的にこの辺りが限界という、なかなか残念な結果で花やしき取材は幕を閉じることになります。
まぁ、何事も体験してみないとわからない、ということを知ることができましたけどね。