第56回「タチアナとう〇こ」
さて。結局、久しぶりになってしまった企画屋ブログです。
オレオワの発売日も目前に迫ってきて、お前まだ忙しい訳がないだろう?
と思われるかもしれませんが、先週までは開発中よりもドタバタしていました。
例えば、予約特典となる小冊子の入稿(ギリギリ間に合った!)とか、
○○の収録の立ち合いとか、○○に掲載するショートストーリーの執筆とか、
ゲーム開発以外のことがいろいろあって、てんやわんやしていました。
それらも落ち着いてくると、もう11月は目前!
2017年の夏を舞台にしたADVゲーム「俺達の世界わ終っている。」が、
間もなく発売です!!
すっかり涼しくなってきたので、これからの季節にはピッタリですね!
Vitaの中で夏を堪能しちゃってください!
という訳で、今回のタイトルになっている「タチアナ」です。
なんか、本編中でやたらと「うんこ、うんこ」と言っている印象のタチアナなのですが、
さて? いつからそんな子になっちゃったのだろうと気になってきて、
初期のキャラ設定メモを紐解いてみたのですが……
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(初期のキャラ設定メモより)
ロシア人少女。天才プログラマー。愛称、ターニャ。
尾張からはターニチカ(タチアナの子供向け愛称)と呼ばれる。
13歳(中学1年)とは思えないほど小柄。
旧式のハンドヘルドPCを改造した自作PCにストラップをつけて
肩からぶら下げており、どこでも瞬時にプログラミング作業を行える。
タイピングスピードはジャッジメント7でもトップクラス。
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ここを見る限り、子供っぽいけど、天才プログラマーという設定は、
ほとんどそのまま変わってないです。
確かに、タチアナは割と最初からキャラのイメージが固まっていましたね。
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(初期のキャラ設定メモより)
ロシア生まれだが、北海道で暮らしているので日本語はそれなりに話すことができる。
むしろ、ロシア語の方が不自由なくらいで、自分の名前の発音でさえいささか怪しい。
普段は北海道にある「北連理化学研究所(※架空)」で父親の研究を手伝いながら、
地元の中学校に通っている。
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日本語はそれなり……って。
カタコトにでもするつもりだったんでしょうかね、僕。
時々、むずかしい言葉を間違えますが(簡単な言葉でも間違えますが……)、
日本語は堪能です。
あと、本編中では自分の名前を正しく言えたことは無いですね。
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(初期のキャラ設定メモより)
「北連理化学研究所」の鉄壁と呼ばれるファイアウォールのシステムを9歳の時に
開発した超天才。だがその鉄壁のファイアウォールを、父親の知り合いだという
尾張に簡単に突破されてから、彼を目の敵にしている。
その時、尾張によって自分のPCをハッキングされ、デスクトップの壁紙を、
尾張のフンドシ一丁姿の壁紙に変えられており、しかもいまだにそれが
修復できずにいるため、復讐の機会をうかがっている。
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この辺りの小ネタは、本編中では語られてないのですが、タチアナのチャット用の
アイコンがセクシー金髪美女になっているのは、実は尾張の仕業です。
でも、一言もそんな話は出てないので、誰も気づかないと思いますが……
(どうか感じ取ってください……というのも無理な話ですね)
で、肝心な「うんこ」セリフですが……
キャラ設定中には無かったのですが、森田のプロット中で2か所だけ記述がありました。
「セカイー、無視するな、この変態うんこヤロー」
「アサノのパンチは痛いぞー。たぶん、うんこ漏れるぞ」
です(思ったより少なかった!)。
まぁ、ゲームのヒロインのセリフとしてはどうかと思いますが、
この2セリフがどんどん増殖していって、気が付いたらタチアナは、
やたらと「うんこ、うんこ」と言う、中学生のくせに小学生男子(低学年)みたいな
キャラへと成長していったのですね。
阿智くん的に気に入ったのかもしれないですが……
なんにせよ、花守ゆみりさんのありがたい「うんこ」というセリフが何度も聴けるオレオワ。
タチアナのボイスサンプルはこちらでどうぞ(うんこ、も聴けます)。
発売は間もなくです!